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川崎日航ホテルにて記念句会が行われました。寄せられた句はどれも趣きがあり、終刊記念俳句集の発行に花を添えました。以下、代表句を載せます。

移り代に終刊句集桐の花      船橋貞夫

令和五月さてもいや増す句の心   髙橋純子

薫風や令和の庭に陶の鶴      山田瑛子

トンネル七つ抜けて新樹のエアポート  繁友 葵

夏つばめ理科の板書の右上がり   植村文彦

メーデーの列がばらけてあくびかな 西村明宏

新緑やときめきといふ一語好き   内山眠龍

緑陰に彼女誘いし日のありき    室積昭二

万緑の風や百年生きる顔      倉林 潮

翡翠のまばたき一つ待てぬとや   浦野和子

濃淡の緑の帯や新茶摘む      清水秀洋

四阿に白富士坐る立夏かな     村上博幸

引鴨の光り絡めて昏れにけり    渡辺伊世子

球を追ふ子の声変わりして立夏   津田明光

葉桜や指切りせねど又会はむ    岩永紫好女

鎌倉を濡らしゆくなり蝸牛     高久靖人

滴りのきらりきらりと抹茶席    大津 浩