枯葉踏む二足と四足ポリリズム    村上博幸

先を行く四足はリードいっぱいに

先生が載せる聖樹の上の星      金田葉子

これで完成、子らの歓声

人参や花になり又星になり      福士あき子

子供に食べさせる工夫、そんな時期がありました

子供等の売れ筋多めにおでん鍋    浦野和子

これも子供が主役 卵だろうか?

よよよいのこゑのぶつかる歳の市   高久靖人

商売繁盛 ぶつかるが良い

返り花消えて冬木となりにけり    本間辰也

ほんのいっとき

木枯やまたしてもセルフ給油所    サトウイリコ

運転席から出るの、イヤ

柚子袋揉んで絞つて長湯かな     石原まさ子

お風呂から出るのも、イヤ

整列の子ら皆猫背寒稽古        岩田織人

それを撮る作者も猫背フォト俳句

山茶花やそこは陽だまり花盛り    金子まさや

まこと明るし

掃くなかれ風と落葉の共作品     和泉屋石海

芸術作品 ミステリーサークルかナスカの絵

寒月や今日より後期高齢者      大津 浩

その言い回しを作者は楽しんでいる

絵の具溶く青そのままに冬の空    植村文彦

まざりもののない青空

小春日や駅舎にキハの停止位置    倉林 潮

ディーゼルカーは現役 クハとは場所が違う

輝夫忌や背筋正しき遺影なる     髙橋純子

まさしく正しい先生であった

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