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若竹のすつくと空のしなりかな  眠龍

竹の皮脱げば一途に天の果て  和子

青垣の五山老鶯遊ばせり  伊世子

若葉風庵の敷石角円し  浩

今年竹はや結界に置かれあり  文彦

竹林へ山門くぐる夏衣  東

石庭や塑像のやうに親鴉  いっぷく

山門へ老鶯声を置きにけり  靖人

緑青を葺きて本堂緑さす  正道

ご朱印を句帳に押して風薫る  潮

古刹めく民家の門や五月闇  博幸