2016初句会

1月10日 永田町の星稜会館にて、ゆく春発行所新年句会が行われました。題は新年詠及び「悴む」。会員37名から合計148句が寄せられ、いずれ劣らぬ佳句の多い句会となりました。内山眠龍主宰の講評では、ただめでたいだけでなく新鮮な新年詠を期待していた、そうしたら思いのほかユニークな句が多かった。以下、主宰特選5句と高得点句をお伝えします。写真をクリックいただくと拡大してご覧になれます。

主宰特選

 些事大事胸に並べて年新た  高橋純子

 ごまめ噛み寿ぐ朝の二人酒  船橋貞夫

 三日過ぎ五日も過ぎてもとの貌  鈴木良子

 悴みて言葉四角にこぼれけり  渡辺伊世子

 じやんけんのチョキの鋏の悴みぬ  荒木きんたろう

高得点句

 10点 悴みて言葉四角にこぼれけり  渡辺伊世子

  9点 名を呼ばる悴む耳のうしろより  内山眠龍

  8点 コンビニの24時の灯去年今年(こぞことし)  村上博幸

  8点 勝ち勝ちて独楽は孤独の彩(いろ)まわす  新美久子

  7点 一勺の水に極まる淑気かな  内山眠龍

  7点 配達の悴む音やポストより  山田瑛子

  6点 些事大事胸に並べて年新た  高橋純子

  6点 空飛んで行く楽しさや初句会  繁友 葵

    6点 悴むや鍵のありかの鈴の音  井村美智子

 

【句会、吟行会の結果】