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横浜ベイサイドゆく春会が吟行会を行い、HP担当として同行させていただきました。吟行地は、浄土式庭園の名刹称名寺を中心とした、金沢文庫地域の歴史の道。天候は小雨交りの曇り空でしたが、かえって秋の風情が感じられ、落ち着いた空気の中での吟行会となりました。一方、金沢公会堂内会議室での句会では、和気あいあいとした空気の中、全14名の活発な意見交換があり、横浜ゆく春の皆さんのチームワークの良さを感じられました。以下、内山眠龍主宰の選による優秀句(天の句と地の句)を掲載します。(村上)

天の句

 秋の鳶加へ借景整ひぬ     植村文彦

地の句

 秋の雨浄土の苑の鎮もれり   津田明光

 銀杏をおどかさぬやう踏まぬやう  渡辺伊世子

 初鴨の水輪拡げて遊びをり   津田明光

 朱の橋をくぐる初鴨波残し   大津浩

 反橋の秋の湿りのきしみかな  植村文彦

 色変へぬ松や憲法起草の碑   村上博幸

主宰詠

 反橋を踏めば木の魂水の魂   内山眠龍

 鳶の輪に崩れしままや鴨の陣  内山眠龍