俳句に親しむ時 人は豊かになる The moment when haiku enriches us

2018年の今週のゆく春俳句

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ホームページトップに今週のゆく春俳句を連載中。出典はゆく春巻頭の主宰コーナー特選句より、その季節の風物を表している会員の俳句を毎週一句選句しています。ゆく春俳句の神髄である作者の個性を尊重した、それぞれが輝く俳句作品をお楽しみください。

2018年

●9月号

第4週 持つのみの詩集を許せ青林檎  岩永紫好女

第3週 谷若葉嶽に荷揚げのヘリの音  石井和子

第2週 漁の島庇の奥の扇風機     坂口美智子

第1週 術前の汗や足裏のフルネーム  津田明光

8月号

第5週 黒百合やアイヌ伝説語り継ぐ  井村美智子

第4週 亡き人の留守電の声蛍の夜   サトウイリコ

第3週 夏雲や樺太臨む波頭      福士あき子

第2週 アカシアの花咲く川辺水車跡  山崎公侍

第1週 幌馬車を降りアカシアの花の園 華  風女

●7月号

第4週 空と海くるりと替えてハンモック 山縣 文

第3週 鍬を背に腰を伸ばせば竹の秋  金子まさや

第2週 ドクターの辺地に老いし麦の秋 片海幹子

第1週 花アカシアふと口ずさむ裕次郎 大津  浩

●6月号

第4週 発掘のくらしのかけら亀鳴けり 高辻シヅ

第3週 裏山に詩作の授業青き踏む   菊池しづ子

第2週 地図に引く朱線曲折山笑う   市川道雄

第1週 藍色の漕ぎ手が法被花の塵   石井真由美

●5月号

第5週 青き踏む馴染みし靴の向くままに 船橋貞夫

第4週 日本画に迷い込みしか菖蒲池  ミツコ・フィッツシモンズ

第3週 反り破風の鬼の目潤む春の月  渡辺伊世子

第2週 風吹けば初蝶揺れて山揺れて  倉林 潮

第1週 朝霞ガラスにありし指の跡   井村美智子

●4月号 

第4週 自在なる絵筆のままに春の風  鈴木はな子

第3週 新装のカフェの新人フリージア 植村文彦

第2週 トランペット一気に春を吹く少年 松浦券月

第1週 雪間草近くて遠き村稲荷    福士あき子

●3月号

第5週 お隣の手相開けさす日向ぼこ  高取杜月

第4週 振舞ひは一杯限りどんど焼き  津田明光

第3週 句を拾ひ育てて歩く雪の道   谷島展子

第2週 位置に着く白バイ三騎淑気満つ 金田葉子

第1週 生かされて生くる仕合はせ初読経 岩澤正春

●2月号 

第4週 牡蠣舟の舳先を高く戻りけり  及川紀子

第3週 愚痴三分楽しさ七分落葉掃き  大和尋人

第2週 手袋や父の利き手に残る穴   髙橋秋円

第1週 古日記煙過去のせ登りゆく   新美久子

●1月号

第4週 木枯や就活女子のひざ小僧   内海登代子

第3週 大茸吐きし街路樹伐られけり  斉藤新一郎

第2週 面影をまた呼び戻す初時雨   鈴木良子

第1週 熱弁の人聴く人も息白し    内山眠龍

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